男性特有 前立腺がんが増加!

2014-01-30 01:39:32

■ 前立腺がんの現状
近年の食生活の欧米化に伴い日本でも増加傾向の著しい男性特有のがんの一つです。前立腺肥大症に比べて前立腺がんは初期には自覚症状が出ず発見が困難です。

■ 診断法は?
前立腺がんの診断はまず直腸診・血液検査(PSA)・経直腸的前立腺エコーの三つで行います。
直腸診とは、肛門から指を入れ前立腺を触り、大きさ・硬さ・表面の状態を確認する診察です。あまり受けたくない診察ですが、すぐにがんの有無が分かります。どうしても嫌な方は血液検査だけでも受けて下さい。

■治療法は?
これらの検査で前立腺がんが疑われると前立腺の針生検を行います。入院が必要で、肛門からエコーの機械を挿入し前立腺を確認しながら正確に6~12ヶ所を針で刺し組織を採取します。がんが確定したら進行具合を調べ治療方法を決定します。
 前立腺がんは2番目に多いがんですが、死亡率は6番目です。手術方法も進んでいますし、放射線治療・ホルモン療法も効果があります。

男性のみなさん、前立腺がんの早期発見・早期治療を!

マイタウン奈良掲載コラム